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このFAQで解説しているものは一般的なもので、症状が同じでも体質や脈によってはまったく異なる処方がなされることもあります。
必ず漢方専門の先生とご相談下さい。
ご自分で判断して漢方薬を服用することはお止めください。


 

よくあるご質問

  1.  漢方とは何ですか?
  2.  漢方薬はどのようにして処方されますか?
  3.  漢方治療は万能ですか?
  4.  漢方薬には副作用はないのですか?
  5.  松永先生について教えてください。
  6.  どのように漢方相談を考えたらよいでしょうか?
 

 

漢方とは何ですか?
 
漢方には「中国漢方」と「日本漢方」という言い方があります。

中国漢方とは中国の歴史以来脈々と研究され続けてきた人間を自然と調和させて健康と長生を実現するための理論と実践を体系づけたものです。人の性質や状態を細かく観察し、精神、人の内部(小宇宙)と自然界(大宇宙)の調和を図るための生活や食事の規則を始め、調和が崩れた場合(これを病気と考える)の回復を、長い歴史の中で証明されてきた自然界の薬材を用いたり生活の細かな調整をもとに図っていく事を意味します。この方法論の中に漢方医療の真髄があります。

日本漢方とは中国の漢方と区別するための言い方です。元々は中国漢方から派生し、歴史的には一時中断したこともありますが日本独自の方向を持ちながら発展してきたものです。現在では日本漢方の先生方も中国漢方の基礎をしっかり勉強し始めました。日本漢方の一部では漢方薬をいわゆる新薬と同様、対症療法的に使う漢方の先生がいます。(漢方薬の基礎や理論を理解せずに漢方薬を投与する人。)このような投薬を摂取し続けると効果がないばかりか逆効果を招く事にもなりかねません。

また、「漢方もどき」とでもいうべき漢方の使われ方が日本で多く見られます。漢方は一人一人の体質、体の状態等に基づいて処方されますので、一つの漢方処方を長く継続して摂取するということは中国ではあまり多く見られません。このように漢方の基礎やその理論をまったく理解していない漢方は中国漢方でも日本漢方でもありません。このような漢方薬の使い方をしている医者や薬剤師は漢方に対して無知そして患者に対して無責任と言わざるを得ません。

漢方というと「漢方薬」というイメージが定着していますが、漢方は決して「漢方薬」のことだけではありません。漢方の考え方は食事、生活態度といったものすべてを含んだ「生き方」の指針と考えるべきでしょう。ですから漢方は体質改善による慢性病の治療・症状改善に高い効果が期待できます。

よりよく漢方をお知りになりたい方、また既に漢方治療を受けていてもあまり効果の見られない方は是非永和堂薬局または松一屋薬局までお気軽にご相談ください。

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漢方薬はどのようにして処方されますか?
 
漢方薬の処方を行うには、弁証論治という理法方薬の運用を行います。すなわち四診(望診・聞診・問診・切診)八綱(寒・熱・虚・実・表・裏・陰・陽)、臓腑、病因、病機などの中医学の基礎理論に従って症状・体質を総合的に分析(弁証)し、その基礎に基づいて治療・処置を決定(論治)します。効果的な漢方治療にはこの弁証論治が不可欠で、この弁証論治に基づかない漢方薬を摂取することは却って健康に不利になることにもなり兼ねません。

特に漢方成薬は手軽にお買い求めいただけますが、体質によっては思ったような効果が出ないこともあります。漢方薬は病状・症状が同じでも弁証論治の結果によっては異なった処方が行われます。過去に中成薬の小柴胡湯を濫用して健康障害を起こしたという残念な例がありましたが、これなどは弁証論治を正しく行わなかったことが原因です。また、風邪に葛根湯がよく用いられますが、これも証が異なると効果が出ません。自己判断で漢方薬を使うのは病気や症状によっては良くない事もあります。

理想的な効果を求めるためには、対面漢方相談が理想です。

健康や体調に不安がある方、既に普通病院などで治療を受けても効果の少なかった方等は体質と健康法・治療が適合していないことが原因と考えられます。

このような方々は是非永和堂薬局または松一屋薬局までお気軽にご相談ください。

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漢方医学は万能ですか?
 
とても難しい質問です。ここでは別な考え方をしてみましょう。

西洋医学の治療は基本的には対症療法です。病気の症状を見てそれに対応する治療を適用します。例えば、頭痛がすれば鎮痛剤を処方し、便秘ならば下剤を投与します。このように西洋医学ではある病気が原因で症状が出た場合にその症状を効果的に抑え、即効的にその症状を抑えようとします。一方漢方医学では、治療は根本的には症状が現出する身体的状況を体質改善してその状況にならないようにします。

この説明でお分かりのように、漢方による体質改善には時間がかかります。一方、西洋医学では直接的に症状を和らげることができますが、その治療では体質が変わらない限りまた再発する可能性があります。たとえば今、呼吸困難に陥っている人に漢方のみの治療を行うことは効果が出るまでに時間がかかるので実際的ではありません。反対に西洋医学によって気管支拡張剤を投与し、呼吸困難を脱する方が実際的でしょう。ところが西洋医学による回復は症状の緩和であり、病気の原因を完全には払拭していませんから、再発する可能性があります。理想的なのは、西洋医学と漢方の優れた点をお互いに取りいれ、効果的な症状の改善、病気の原因の払拭を図る事です。急性の症状を西洋医学で抑え、漢方で長期的にいろいろな改善をおこなうといった漢方治療と西洋医学が双方を補う形で治療する事が理想的と言えます。

自分に合った健康法、漢方治療にご興味のある方は是非永和堂薬局または松一屋薬局までご相談ください。

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漢方薬には副作用はないのですか?
 
漢方薬といえども薬です。
すべての薬には作用と副作用があると考えがちですが、漢方の全般的な理論、長い歴史の中に蓄積された経験に基づいて処方をすれば副作用は考えられません。今、漢方薬の副作用と言われた症例を見ると、そのほとんどが使用法を間違えたものです。漢方処方時に一人一人の体質と症状を詳しく診断(弁証)し、薬効のある成分の副作用が極小になるように処方がなされます。したがって正しく処方された漢方薬を指示に従って正しく摂取することが非常に大切です。西洋医学では症状に対応する有効成分をもつ薬剤のみを処方しますので、薬効作用が激しく、その薬剤のもつ副作用を抑える事が難しくなります。副作用が激しいと何のために薬を服用しているのか分からなくなってしまいます。西洋医学での薬は作用と副作用を理解した上で症状改善の作用と比較して副作用のリスクが小さいと判断されたときに使われます。たとえば、抗がん剤の投与によるガンの抑制効果と髪が抜け落ちるといった副作用のリスクを比較した場合のリスクを判断するわけです。また、西洋医薬の鎮痛剤を服用して胃が痛くなるといったことがよく起こりますが、漢方では個別の体の状況と症状に合わせた処方が行われるためにそういった副作用は起きないか、起きても非常に軽い症状に止まります。

私ども永和堂薬局では経験豊富な松永先生はじめ、すべてのスタッフがお客様一人一人と対面相談し、最善な薬を提供いたします。またその摂取法や生活上の禁忌事項なども詳しくご説明いたします。どうぞ安心してご相談ください。

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松永先生について教えてください。
 
永和堂薬局の松永樹浩先生はお客様やスタッフから樹浩(きひろ)先生、張(ちょう)先生の愛称で呼ばれています。

    北京中医薬大学大学院 卒業

    東京理科大学薬学部 卒業

    薬剤師免許

の経歴を持ち、長年漢方薬メーカーで漢方中成薬などの開発や、北海道から沖縄まで様々な漢方講座の講師を務め、数多くの漢方専門店での漢方相談コンサルティングを行っていました。また、現在もコンサルタントを兼務しています。中国在住の漢方医にも多くの知己を持ち、常に正しくまた新しい情報に接していますので診断の正確さ、その効果の高さには定評があります。

永和堂薬局松一屋薬局を開業後、お客様から誠実で信用できる先生という高い評価をいただいております。

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どのように漢方相談を考えたらよいでしょうか?
 
ほかの質問でも一部答えていますが、漢方の診断には弁証論治が非常に重要です。また、処方を行う前には患者の体質、症状、既往症、四診八綱など多岐にわたる対話が必須です。永和堂薬局・松一屋薬局では最低でも30分はこのために使われます。処方時に漢方薬の摂り方や生活上の禁忌などを解説してくれるところなら安心でしょう。電話での相談で処方が行われるようなところは以上のような理由で避けるべきです。

また、漢方治療中は体質が時々刻々変化していきます。その変化に対応して処方も少しずつ変化して行く筈です。毎回時間をかけて対面相談をすることが大切です。毎回足を運ぶのは忙しい現代人にとって面倒な事かもしれません。でもこれはその人の「いのち」の問題です。

相談に時間をかけるのは商売上は大きな負担になりますが、お客様にとって非常に大事なもので妥協したり省略する事は許されないと考えます。永和堂薬局・松一屋薬局はお客様の健康に貢献できる事を無上の喜びとしております。

永和堂薬局松一屋薬局の2店舗は、松永先生をはじめ、すべて漢方の専門家がお客様のご相談をお受けしております。お近くの方は永和堂薬局または松一屋薬局までお気軽にお電話ください。

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